Tinkercad3Dモデリング

【Tinkercad】球体の曲面に沿って図形を貼り付ける方法

Tinkercad

今回はTInkercadを使用して球体に沿って図形を貼り付ける方法をご紹介します。球体に図形を貼り付けることができると、例えば以下のようにアイスクリームの球体にチョコレートソースをトッピングした絵を描くことができます。

引用:aobeco Instagramより

このブログでは、半球の曲面に沿って図形を貼り付けるまでの基本操作をご紹介します。尚、TinkerCADの3Dモデリングの基本操作については以下のYouTubeで紹介していますので、まずは基本操作を習得したいという方はこちらからご覧ください。

動画で簡単マスター

動画を視聴してサクッと確認したいという方はこちらをご覧ください(2024年6月26日更新 ※2021年に投稿した動画から改良を加えました)

(1)球体と貼り付けたい図形を作業平面に用意する

基本シェイプから半球と星のシェイプを作業平面にドロップします(このブログでは、半球(ピンク)の曲面に沿って星(黄色)を貼り付けます)。

(2)2つの図形を重ね合わせ、曲面に沿わせる図形を少し上に出す

(3)立方体の図形で(2)の図形を囲む

半球(ピンク)を全て囲みます(星形だけが立方体表面から出るように、立方体の高さを調整します)

(4)星形を選択し、「ソリッド」から「穴」に変更する

マウスで星形を選択します。

ソリッドから穴に変更します→星が黄色から透明になります。

(5)(4)の状態で立方体(赤)を選択し、グループ化する

 <立方体を選択した状態の図>

 <グループ化した後の図>

(6)グループ化した立方体をソリッド→穴に変更する

 <穴に変更した後の図>

(7)半球(ピンク)だけを選択し、複製する

<半球だけを選択した後の図>

この状態で「ctrl」+D で複製します(画面左上の複製ボタンからも複製可能です)

(8)仕上げ(グループ化)

手順(7)で半球を複製した後、「Shift」を押しながら立方体を選択します。

(複製した半球と立方体を)グループ化すれば、球体に沿った画像貼り付けの完了です。

最後に「球体に沿って貼り付けた星形」を楔で少し上に移動させて色を変更します。

 <楔で少し上に移動させた後の図>

 <ソリッドの色ボタンから色変更した後の図>

最後に

今回はTinkercadで球体の曲面に図形を貼り付ける方法についてご紹介しました。この方法を応用すれば、Tinkercadの創作の幅が一気に広がるのでぜひお試しください!

AobecoArtのYouTubeチャンネルでは、3Dプリンター工作やBlenderの基本操作のチュートリアルを配信しています。よろしければぜひご覧ください。

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