大きな庭園で見かける「ししおどし」。ししおどしがお家にある暮らしにはとても憧れますが、現実的に置くスペースが無い・・。そこで、3Dプリンターを使って樹脂製の小さなししおどしを作ってみることにしました。
用意したもの
<デザイン&出力>
・3DCADデータ
・モデリングソフト:TinkerCAD
・スライサーソフト:FlashPrint5
・3Dプリンター:Adventure3 Lite(Flashforge Japan)
・3Dプリンター用フィラメント:FLASHFORGE フィラメント PLA ホワイト
<加工>
カッター/ 定規 / 竹串 /ニッパー /ピンバイス /キリ/
<塗装・装飾>
・マニキュア (私はマニキュアで塗装しましたが、アクリル絵の具やスプレー等を用いても勿論OKです)
・その他小物(お好みで)
3D CADソフト(TinkerCAD)について
今回使用した3D CADソフトは無料の「TinkerCAD」です。UIがとてもわかりやすく、PC上で図形を積み木のように組み合わせることで簡単にCADデータを作成することができます。単調なデザインのCADデータを作成するのに適したソフトです。
※TinkerCADの基本操作方につきましては以下に簡単にまとめていますので、よろしければ合わせてご覧ください。
作成方法(動画)
ししおどしの制作過程を4分の動画にしました。お急ぎの方はこちらをご覧ください。
作成方法(記述)
①TinkerCADで作りたいものをモデリング
私が今回TinkerCADでモデリングしたのは以下2つ(竹と支柱)です。プリンターで出力後に竹串を通せるように、竹の筒には直径3 mmの穴を開けています。また、支柱に竹の筒を組み立てた際のバランスがわからなかったので、3段階で高さ調整できるように支柱部分にも穴を開けました。
②スライサー&3Dプリンターで出力
スライサー&3Dプリンターの使用方法はこちらをご覧ください。
②組み立て
竹串を通してバランスを確認します(必要に応じて消しゴムで重さを調整しましょう)。
③入水実験
実際にししおどしに水を流し、うまく傾くかを確認します。
④塗装&装飾
竹筒と支柱をマニキュアで塗装し、おちょこや100円均一の苔と一緒に装飾しました。あとはお好みで小物を足したら完成です。
最後に
最後までご覧くださりありがとうございました。デスクや玄関にも置けるサイズのししおどしができて、暑い夏を少しゆったりした気持ちで乗り越えることができそうです。よろしければ是非ご参考いただけますと幸いです。
追伸:
今回作成した「ししおどし」と組み合わせるために、続編で水車も作ってみました。よろしければ合わせてご覧ください。
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