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【3Dプリンター工作】講義用の大型分子模型を作ってみた

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化学専攻の方であればきっと一度は授業でご覧になったことがある、講義用の「大型分子模型」を製作したのでご紹介します。

分子模型セットの紹介

今回製作した分子模型セットはこちらです。使用頻度の高い原子模型の3Dデータを作成し、3Dプリンターで出力しました。3Dデータ作成に使用したのはBlender(3DCGソフト)です。

結合部分は市販のパイプとチューブを加工しました。

原子サイズ: 水素 直径 4cm /水素以外の原子 直径 5.5 cm

結合長:C-H結合 14 cm, C-C結合 20 cm, Flexible(多重結合用)21 cm

使い方

原子に開けた穴に結合の棒を挿して組み立てます。単結合・多重結合を使って実際に組み立てた様子はこちらです。

応用編

大型分子模型を使った講義と言えばやはり「シクロヘキサンの環反転」ですよね。ということでシクロヘキサンの環反転が上手くできるかを試したところ・・・

いす形と舟型の環反転も問題なくクリアできました。ご覧の通り6員環となると結構大きく、家の中で組み立てるとかなり存在感があります。

各原子の設計詳細

炭素原子・窒素原子はsp3方向・sp2方向に合計6つの穴を開けています。用途に応じてsp3・sp2を変更できる仕様となっています。

酸素原子は120°に2つ、ハロゲン・水素原子は1つ穴を開けています。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。大型分子模型の販売情報は下記の通りです。ご興味いただけた場合はお気軽にご連絡ください。

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