JLCPCB様の3Dプリントサービスを利用させていただいたので、レビュー動画の紹介用にこちらの記事を投稿しました。3Dプリントサービスに興味のある方や、金属プリントをしてみたいという方はぜひご覧ください。
まえがき
私は普段家庭用3Dプリンター(熱溶解積層方式/ 光造形)を利用しているのですが、家庭用プリンターの場合は材質にどうしても制限があり、「プラスチックで出せない重厚感や重さが欲しい!」と思うことがありました。たとえばこのようなモデルを作成した時です。
これは「ルビンの壺」という、心理学者のルビンが考案した多義図形(中央に注目すると壺に見えて、背景に注目すると2人の人間の顔に見える)をモデルに私がFusion360で作ったものです。
「この壺を3Dプリントしたら面白そうだな〜」と思ったものの、3Dプリンター特有の積層痕や素材の制限(家庭用3Dプリンターの場合はPLA, ABS, レジン等)から、家でいい感じに重厚感を出すのが難しいため断念していました。
そんな中、JLCPCB様のご提供により「金属3Dプリントサービス」を利用させていただけることとなりました。JLCPCBはPCB(プリント基盤)メーカーであり、オンラインでのPCB製造や3Dプリントサービスも提供されています。クーポン情報もありますので詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。
3Dプリントサービス利用概要
手順は以下3点のみです。
①作成した3Dモデルのデータをサイトにアップロード
②プリンターの種類や印刷する素材・色を選ぶ
③配送方法を選ぶ
①〜③を実施するとサイト上に自動で見積もりが表示されます。配送種類が豊富で、予算や納期に合わせて選択できる点も便利です。
動画紹介(プロモーションを含む)
こちらのYouTubeにて発注方法や出来上がった「3Dルビンの壺」紹介していますので、よろしければご覧ください。
AobecoArtのYouTubeチャンネルでは、3Dプリンター工作やBlenderチュートリアル動画を投稿しています。チャンネル登録もお待ちしております♪
最後に
「3Dプリントの外注」と聞くと費用が心配になりますが、PLCPCBさんの3Dプリントサービスは比較的安価であり、「3Dプリンターは持っていないけれど、作成した3Dモデルを外注したい」という方の入口にぴったりなサービスだと感じました。
また、3Dプリンターを所有していても家庭用の機器では限界があるため、「完成度を高めたい」「金属プリントしてみたい」という方にもおすすめです。
この記事が3Dモデラーの方のご参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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