2024年6月30日に「ヨコハマハンドメイドマルシェ2024」に初出展してきました。対面イベントに参加したのは今回が初めてです。初出展してみた反省点と、事前にやっておいてよかった点等についてまとめます。
ヨコハマハンドメイドマルシェとは
全国のクリエイター・作家によるハンドメイド・クラフト作品の展示・販売・ワークショップ等を行っている日本最大級のハンドメイドイベントです。
初出展の経緯
私は2024年2月からオンライン(BASE)でオリジナル雑貨販売を始めました。SNSのお陰でBASEショップには沢山のお客様にお越しいただき、販売する雑貨の種類も少しずつ増やすことができてきました。
オンラインショップのメリットは、自宅から全国各地のお客様に商品をお届けできることですが、一方デメリットは「お客様のお顔が見えない」ということです。
オンラインショップの運営に慣れてきた頃から、
「お客様と直接お話したり、商品をご覧いただく機会があったらな…」
と感じることが多くなりました(勿論、ご購入時にあたたかいメッセージを入れて下さったり、ご購入後にレビューをしてくださるお客様もいて非常に嬉しく感じています)。
それからはSNSで普段発信されているハンドメイド作家さんたちが出展されているイベント情報を調べ、たどり着いたのが「デザフェス」と「ハンドメイドマルシェ」です。デザフェスは出展が抽選のため、まずは直近のヨコハマハンドメイドマルシェに出展することにしました。
反省点
それでは、今後の備忘録のために今回の私の反省点を記載します。
動画でサクッと内容を確認したいという方はこちらをご覧ください。
レンタル机の確認不足
私は今回Sブースに申し込んだので、何も迷わずにレンタル備品の机もSサイズ(横90 cm ×奥行45 cm)を選びました。
実際に家でサイズを測って備品等を置いてイメージトレーニングしましたが、「商品の種類も少ないので問題無いだろう」と思っていました(ハンドメイドマルシェ準備動画)。
ところが大きな誤算がありました。それは机のサイズではなく「脚」です。
何も確認せずに、四本脚が机の端に付いているタイプの机だと思い込んでいた私の完全なミスなんですが、私がレンタルした机の脚はこのタイプした💦
今回キャリーケースを2つ持参して会場入りしたのですが、当初の想定ではデスクの下にキャリーケースを2つ置いて商品の補充をする予定でした。ですが、このタイプの机の下ではキャリーケースを広げるスペースの余裕がありません。
事前に東京ハンドメイドマルシェで下見もしていたつもりでしたが、イベント中は机に布を被せてあるので脚のタイプに違いがあることに気が付くことができませんでした。次回からは気をつけます。
椅子をレンタルしなかった
2つ目の反省点は、椅子をレンタルしなかったことです。今回は「初出展だし経費をなるべく抑えよう!」をモットーに、椅子は借りませんでした。
接客するのは学生以来で甘く見ていました。アラサーが終日(11時から18時頃まで)立っているのは結構辛かったです。幸いにも1人ではなく2人で接客をしていたので途中休憩等を挟むことができましたが、それでもこの日の筋肉痛が翌々日まで続きました。
次回からはケチらずに椅子をレンタル(または持参)しようと思います。
机の高さ対策不足
いわゆる店頭で「ゴールデンゾーン」言われるのは、お客様の目に止まりやすい80 cm ~ 150 cmです。イベント出展の場合は店頭の陳列棚とは少し状況が異なりますが、それでも80 cm ~ 120cmくらいのところに商品を置けているのが良さそうです。
レンタルデスクの高さはどれも73cmなので、机をレンタルした場合、あと10 cmほど高さを出す工夫があると◎です。
今回私は小さな棚を持参しましたが、デスクが小さかったこともあり、作業スペースを確保するために途中で撤去してしまいました。というわけでほとんどの時間は73 cmで勝負していました。
他の出展者様のブースを観察したところ、レンタル机を使用している方は「継ぎ脚」と呼ばれるものを持参されている方も多かったです。そもそも私は「継ぎ脚」の存在を知りませんでした。
棚もいいですが、デスク全体の高さを上げられる「継ぎ脚」もいいですね。次回のイベントには是非準備していきたいです。
やっておいて良かった点
最後に、事前にやっておいて良かった点についてまとめます。
SNS告知
SNSの効果は絶大だと感じました。AobecoArtではX, Instagram, YouTube, TikTokを利用しており、事前告知はTikTok以外のコンテンツでは全て実施しました。
・X: マルシェの出展準備過程等を投稿
・YouTube: ヨコハマハンドメイドマルシェの準備動画で宣伝
・Instagram: お品書きを投稿
フォロワー様の数は決して多くないですし、私のSNSの影響力(?)はまだまだ小さなものですが、それでもSNSを見てブースに遊びに来て下さった方が全体の1割程度いらっしゃいました。
「SNSで見てきました!」「朱にぎりが気になってました」「娘のインスタで見ました!」等、嬉しいお声がけをいただけて非常に嬉しかったです。ありがとうございました。
全体の在庫数・収支表作成
在庫数の確認と収支表の作成と言われると「当たり前じゃん」と思われしまうかもしれません。
出店時に不安だったのが、イベント後に収支が合わないことです。そのため、下図のような表を準備しました。
①在庫数(イベント前・後):イベントに持参した在庫の数を入れておく。イベント終了後、在庫数を確認して再度記入する。
②販売個数:当日正の字で記入
③おつりの種類と枚数:イベント開始前のおつり(100円玉、500円玉、1000円札)の枚数を記入
混みあう時間帯はどうしても手記入の正の字が間違ってしまったりすることがあるので、イベント前の「在庫数」と「おつりの量」を事前にきちんと記入しておくと、帰宅後のダブルチェック作業が非常に楽です。
PayPayやクレカ購入も可能にするのであればある程度アプリで管理できると思いますが、現金対応のみの場合はおすすめな管理方法です。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。反省点を次回に活かし、今後のイベントをより良いものにできるように頑張ります。この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
今後の出展予定は下記の通りです。
・デザフェス60(2024年11月16, 17日)
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